和装フォトウェディング×色打掛

和装フォトウェディングにおいて、色打掛はその場を一気に華やがせる存在です。
鮮やかな色彩、豪華な刺繍、そして何層にも重なる伝統の技。その一着に込められた美しさは、時代を超えて多くの花嫁を魅了し続けています。
もちろん豪華絢爛な色打掛は花嫁から多くの支持をされていますが現代では、さらに自分らしさや感性を自由に表現するコーディネートが注目され、伝統をベースにしながらも、モダンな解釈やアレンジが加わったスタイルが支持を集めています。掛下はもちろん、小物の組み合わせ方やヘアスタイルや髪飾りでさらに華やかにコーディネートしていきます。
フォトウェディングという自由度の高い舞台だからこそ、色打掛の表現の幅は無限に広がります。古典柄で気品ある姿を叶えたり、ポップな色使いで個性を前面に出したり。同じ色打掛でもコーディネートにより全く違う印象を与えることができます。
このコラムでは、色打掛の基本と魅力、現代的なコーディネートのコツやトレンドまでを詳しくご紹介します。伝統を大切にしながらも、ふたりらしいフォトウェディングを形にしたい方は、ぜひ最後まで拝読いただけますと幸いです。
◇このコラムはこんな方におすすめ!◇
1.色打掛での前撮りを検討している方
2.和装フォトウェディングを検討している方
3.どんな色打掛があるのか知りたい方
目次
Toggle1.色打掛に込められた意味と、花嫁を彩る格式美

色打掛は、江戸時代に武家の女性が式服として着用していたことに由来し、現代でも婚礼衣装として非常に高い格式を誇ります。
白無垢がこれからの人生の始まりの象徴であるのに対し、色打掛はこれからの人生を豊かに生きることを願ってまとう衣装。人生の門出を祝う場にふさわしい、力強さと華やかさをあわせ持った特別な装いです。
色や柄には、それぞれ意味が込められています。たとえば赤は「魔除け」や「喜び」、金は「豊かさ」や「繁栄」を象徴し、鶴や松竹梅、御所車などの文様には長寿や家族の繁栄、幸運を願う気持ちが込められています。婚礼衣装にはたくさんの縁起が良い意味を込められた柄が隠れています。そうした伝統的な意味を理解することで、衣装により深い想いを重ねることができます。
フォトウェディングでは、こうした意味を踏まえて衣装を選ぶことで、写真へのこだわりや奥行きが自然と生まれます。見た目の華やかさだけでなく、その衣裳に込められた意味をかみしめることでより思い出深い一日になります。
2.素材・文様・色で選ぶ、自分に似合う一着の見つけ方

色打掛選びのポイントは、ただ「好きな色」や「豪華な柄」ではなく、「自分に似合い、写真映えするか」という視点を持つことです。色打掛は、重厚感のある織物から光沢のある錦織、刺繍入りの正絹などさまざまな素材があり、その質感によって全体の印象が大きく変わります。
色も、赤や金といった王道カラーだけでなく、深緑・藍・珊瑚色など落ち着いた色合いも増え、肌の色や髪色との相性を考えて選ぶ花嫁が増えています。柄についても、古典柄で格調高くまとめるのか、モダン柄で個性を引き立てるのか、これと決められているルールはありません。
自分がなりたいイメージを伝えて、専門の方とコーディネートをゆっくり考える。そんな時間もフォトウェディングをより思い出深いものにしてくれるはずです。
試着時には、写真にどう写るかも意識して、必ず写真を撮ってもらいましょう。鏡で見るイメージと、写真に写ったイメージが異なる可能性もあります!
柄の配置、袖や裾のボリューム感、光に映えるかどうかなどを確認することが大切です。一生に一度の写真だからこそ、好みなものはもちろんですが、あなたの魅力を引き出す色打掛に出会えることを祈っています。
3.髪型・小物・メイクでつくる色打掛のトータルバランス

色打掛を自分らしく着こなすうえで、コーディネートの鍵を握るのが「髪型・小物・メイク」です。近年では洋髪スタイルが主流になっており、ゆるめのシニヨンに、金箔や水引、ドライフラワーを組み合わせるスタイルが人気です。すっきりまとめたまとめ髪のスタイルが、上品で華やかな印象を演出できます。
また、懐剣・筥迫・末広・帯締めなどの小物は、色や柄にアクセントを加えることで、衣装全体の印象を引き締めてくれます。たとえばあわめの色合いの色打掛を選んだなら、同色の少し濃いめの小物を使用してグラデーションカラーにしたり、あえて帯や重ね衿に反対色の差し色を効かせれば、より立体的でモダンな雰囲気に。メイクは、色打掛の華やかさに負けない血色感とツヤ感を意識すると、写真での映えが格段に上がります。選んだ色打掛と同色のカラー系統でメイクもまとめることで全体的に統一感がでますよ!
重要なのは、全体の調和。色打掛のボリュームや色彩に合わせて、髪型・小物・メイクを“引き算”しながら整えることで、バランスの取れた美しいスタイルが完成します。細部にこだわることで、「洗練された美しさ」へとつながります。
4.ロケーションで際立つ、色打掛の魅せ方

色打掛の最大の魅力は、その豪華絢爛さによる写真に映したときの圧倒的な存在感です。その美しさを引き立てるのが、ロケーション選び。背景との相性によって、写真の仕上がりは格段に変わります。
たとえば、伝統的な神社仏閣や京都の町家などでは、色打掛の古典柄や鮮やかな色味が見事に調和し、時代を超えた美しさを演出できます。一方で、モダンなアート空間や洋風建築と組み合わせれば、伝統と現代の融合という新しい視点のフォトウェディングが叶います。
自然の中で撮る場合は、紅葉や桜、苔庭など季節の彩りを取り入れることで、色打掛の色彩と調和し、まるで映画のワンシーンのような仕上がりに。
色打掛は“背景を選ばない衣装”とも言われますが、どんなロケーションに立つかで、その表情は無限に広がります。だからこそ、撮影場所と衣装との相性を意識したスタイリングが重要です。
5.色打掛に自分らしさを込めるコーディネートのヒント

格式高い色打掛も、選び方や組み合わせ次第で自分だけの個性ある1着になります。そのポイントは、少しだけ自分らしさを無理なく加えること。色打掛そのものに自己主張があるからこそ、小物や色使いで自分らしさを演出することができます。
たとえば、淡いトーンの色打掛を選ぶことで柔らかな印象を作ったり、金ではなくシルバー系の小物を合わせてクールな雰囲気を演出したり。レースの半衿やパールアクセサリーを取り入れるなど、細やかなアレンジであなただけの色打掛を完成させることができます。
さらに、背景となるロケーションやフォトスタイル(和モダン、アーティスティック、ナチュラルなど)と合わせて、統一感あるトーンを意識すると写真全体に深みが生まれます。もちろんごてごてに飾り付けるのではなく、コーディネートに余白を残すことで、色打掛の存在感を引き立てることもポイントです。
伝統と向き合いながら、自分の感性で解釈し直す。それが、現代の和装フォトにおける自分らしさのあるコーディネートです。
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6.記憶に残るフォトウェディングを京都で

色打掛は、古くから受け継がれてきた日本の婚礼文化の象徴であり、その華やかさと格式は、写真に写した瞬間にも圧倒的な存在感を放ちます。けれど今、その美しさは「伝統」だけにとどまらず、「個性」を重ねることでより深く、豊かな表現へと進化しています。
フォトウェディングという自由な舞台では、色打掛は自分らしさを込めるキャンバスのような存在です。衣装選びから髪型・小物・ロケーションに至るまで、すべての要素を調和させることで、花嫁一人ひとりの想いと美しさが写真の中に咲き誇ります。
「伝統をまとう」ことは、過去の形式に従うことではなく、日本に息づく美意識と共鳴しながら、いまの自分を表現すること。そのプロセスこそが、色打掛コーデの最大の魅力であり、写真に残す意味そのものです。
人生に一度の大切な時間を、色打掛と共に。自分らしさを咲かせる装いが、その日をより豊かに、かけがえのない思い出にしてくれることでしょう。
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